履歴書から感じる個性とは

履歴書の書き方といったノウハウを調べて、履歴書を仕上げると、自分の個性が消えてしまうのではないかと感じる方もいるでしょう。
それは杞憂である場合もあれば、そのとおりであることもあります。
この場合にも、履歴書から感じられる個性が、その企業にとって必要なものであるかどうかが重要になります。
例えば、困難な状況にある業界で、それを打破していくような体力や気力を持った人材が欲しいと願っている企業なら、体育会系での活躍を強調したり、粘り強く続けてきたことなどを書くことが効果的かもしれません。
また、リーダーシップを発揮できる人材を求める企業だと感じるなら、これまでの自分の経験からグループをまとめた経験などを書き込むのもよいでしょう。
何について書くときにも、要領よく、簡潔に書くことが求められます。
また独りよがりにならないように、相手に書いている意図がよく伝わるように書きましょう。
趣味・特技の欄などでも単に「読書」と書けば本を読むのが好きな人などいくらでもいますから印象にも残りませんし、個性を強調することにもなりません。
しかし、例えば、経済小説を学生時代に500冊読破とか、読書日記をきちんとつけているといった書き方をすれば、同じ読書でも印象は大きく変わります。
個性的であるということは、奇をてらった行動をする人間という意味ではありません。
企業は社会の中で、多くの普通の人を相手に企業活動をしています。
履歴書の文章で人を笑わせる人材を求めているのでもなければ、大事な履歴書にビジネス文書から逸脱した書き方をする人を求めているのでもないのです。
個性的であるということは難しいことです。
企業は「個性のある人材を求める」とよく言います。
しかし、そこで求められる個性というものについてはよく考えなければなりません。
何を持って個性と捉えるのかは、企業によって違うのです。
そしてどれほど個性的であることを求める企業であっても、ベースに社会人としての常識をわきまえていることが当然あることを忘れてはいけません。
学生気分はまったく通用しないのです。
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