企業が欲しい人材ですか?

就職活動は熾烈な競争です。
人気企業なら何倍、何十倍もの競争率になるでしょう。
世の中が不景気で企業が採用に慎重になっている頃なら尚更です。
従来、日本の企業はいわゆる終身雇用、社内教育という日本企業に特徴的な特性をもっていました。
現在、この枠組みは大きく変化し、近いうちには崩れてしまう可能性もあります。
このことは新卒の人にとっては決して有利とは言えない状況です。
企業は新卒にコストをかけるよりも、経験のある即戦力に期待して求人を行う可能性が高まるでしょう。
しかし、それでも多くの企業は、新卒採用をやめてしまうことはないでしょう。
「若さ」と「意欲」を持った人材は企業にとって宝でもあるからです。
企業は新卒者に高い非凡な能力を求めているわけではありません。
まずは、社会人としての常識を持っていて、その企業の文化を学び、仕事を一通りこなせるようになることを求めるでしょう。
このとき必要なことは、仕事を覚えようとする意欲であり、先輩や上司の言うことを素直に聞ける謙虚さです。
面接でもこの点は非常に重視されます。
様々な質問であなたの意欲、謙虚さを見ようとすることでしょう。
しかし、企業が伸びていくためには、上司の指示を待って、それを忠実にこなす人材だけでは不十分です。
会社の仕事を一通りこなせるようになったら、次には、それまでの常識を破っていくような行動力や発想力が求められるようになるでしょう。
そんな人材になれるかどうかは企業に入ってみなければわからないと多くの方が思われるでしょう。
それはもちろんそうなのですが、まずは新人のときに意欲的に仕事に挑めることが、その後の発想や行動力などを生んでいきます。
ここでも「意欲」がキーワードになるのです。
そして、その行動を促す資質は、その人の成功体験が大きく物を言うのです。
何でもやってみようという意欲は多くの場合、その人が何かにチャレンジした経験の多さと、その成功体験に基づきます。
成功体験が多いほど、物事に意欲的になれることが多いのです。
例えば、学歴は単に大学で何を勉強したのかということが問題になるのではありません。
重視されるのは、受験のために努力し、その成功体験を持っているということなのです。
企業が欲しい人材とは、自分自身の可能性を常に広げようと努力してきた人であるともいえるのです。
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